《3》ユニバーサル・ジュネーヴのアンティークウォッチ
アンティークウォッチのお店は危険です。
女性用の時計は特に状態の良いものが多く出るため、オメガやIWCなど有名時計ブランドの時計が、10万円前後のお値段で手に入ります。
そんななか、私が選んだ初アンティークウォッチはこちら。
「ユニバーサル・ジュネーヴ」の手巻き時計。5万円くらいだったかな?
あんまり馴染みのないブランドですが、名前の通りスイスの時計メーカーで、クォーツショック以前は日本にもよく入ってきていたそう。
この時計は1960年代に作られたもの。30歳の私からしたら、おばあちゃんが今の私くらいのとき新品で買った時計、くらいの感じですかね。
この時計の魅力は、文字盤の縁を彩るカットガラス。今の時計にはあまり見られない装飾です。
ダイヤが入った時計は普段づかいにはゴージャスすぎるので、このくらいのキラキラ加減がちょうどいいんです。
それからこの時計、文字盤が親指の爪くらいの大きさで、かなり小さいのですが、それでも時間が見やすい!針が信じられないくらい細いので、1分単位まできっちり見えます。
手巻き時計って面倒くさいイメージがあったけど、実際使い始めてみると全然そんなことありませんでした。
巻き心地も巻いているときの音も素敵で、毎朝この時計のネジを巻く時間がとっても楽しみで、幸せです。